お久しぶりです。
皆さんはお盆はどうでしたか?帰省や旅行、お仕事の方はお疲れ様です。
僕は転職活動とジム通い、後は好きなYouTuberの過去動画振り返りしかしていません。夏らしいことは何もしてないです、悲しいね。
というのは置いといて、今日は横浜市保土ヶ谷区に用事があったので、ちょろっと史跡散策をしてみました。
<目次>
たちばなの丘公園
保土ヶ谷区仏向町と一部旭区にまたがる公園です。
十数年市民ですがこの公園に入るのは今日が初めてだったりする。
大正8年(1919)から平成7年(1995)まで日本カーリット株式会社の保土ヶ谷工場があった公園です。
猫ちゃん
往年の工場敷地範囲と現在の公園の範囲。
工場内の至る場所にあった土塁の一部。城跡の土塁みたい。
尾根道下隧道
今は土塁に埋まってますが反対側に通じるトンネルがあります。
トロッコ用レール
レールが現存。
敷地内のトンネルの煉瓦はイギリス積みだそう。内部には左右どちらかに逃避場が設けてあります。
第四混和工堂
トンネル上部には製造工程を示す4Kが記されています。
第九填薬工室
包装収函工堂
導爆線工室
公園中央広場。湿地帯だそう。
万年塀
1919年以前から存在する小道と火薬庫の境界を示した塀で唯一現存するものです。
中央広場から坂を登ったとこにあります。
火薬庫跡
前述の尾根道下隧道を通過した先に存在した火薬庫エリアの跡地です。
現在は老人ホームが建っています
仏向行坐谷公園
移動するための階段が多すぎる、
東京大学火薬実験所跡
東大工学部の火薬実験所跡地。仏向行坐谷公園から徒歩数分の場所にあります。
いつ閉鎖したかは不明ですが、昭和末期までは活動してたそうなので平成初期あたりに閉鎖か?
往年は日本カーリット工場の敷地と繋がる道があったけど現在は消滅しています。
西谷浄水場水道記念館
火薬実験所跡地から戻るようにして浄水場に移動しました。20分弱程度ですが汗がやばい
この施設では横浜市の水道の歴史を学ぶことができます。屋外展示物も当時の遺構や移築物があるので見どころ満載。
子どもの頃何度も内部見学したり手前の水場で泳いだ記憶が蘇る蘇る。
記念館からみなとみらい遠望。
隠れた撮影スポットらしい。
西谷浄水場旧計量器室跡
大正3年(1914)の建築。関東大震災や横浜大空襲の被害に遭わず現存する有形文化財です。
水道記念館から相鉄線上星川駅付近まで通る道路の一角にあるので寄ってほしいスポットです。
古写真とアングル合わせてみた。
アクセス方法
たちばなの丘公園と西谷浄水場はそれぞれ相鉄線上星川駅からのアクセスが容易です。バスも通っていますが、横浜特有の坂を体感したい方は徒歩がおすすめ。入り組んだ変な道はないので歩きやすいと思います。
公園は30分、浄水場は10分あれば余裕で着きます。
なお、たちばなの丘公園最寄りのバス停は相鉄バス「県公社住宅前」で下車して五分程度歩くと着きます。駅からの最寄りバス停は「坂本町」です。
横浜、良い近代遺構が豊富で感動。