どうも、皆さん三連休はどうお過ごしですか?
僕はまた私生活が急変してしまったので遠方への旅行を諦めました。去年ぐらいからなんかツイてないです。
てことで、先日は茅ヶ崎市内にある旧相模川橋脚・浄見寺散策をしてきました。
旧相模川橋脚
関東大震災とその翌年の余震により当時の水田から出土したもの。
大正末期に幕府御家人の稲田重成が亡き妻の供養のために架けた橋だと推定され、中世初期の土木遺構かつ地震学の観点からも貴重な遺跡と認定されています。
現在広場にある橋脚は関東大震災直後の姿を再現したレプリカ
本物は保存処置をとられて池の下に埋め戻されています。
中世土留め遺構
茅ヶ崎駅からは国道一号平塚方面で徒歩30分程度、もしくは茅ヶ崎駅〜平塚駅を結ぶバスで「今宿」バス停下車、徒歩数分
自家製麺屋 登夢道
茅ヶ崎市内では珍しい二郎系ラーメンを提供してる店舗
味玉もやしラーメンの醤油中盛、野菜大盛りニンニク大盛りアブラ少なめメン硬900円。
良くも悪くも普通の二郎系、天候悪かったけどファミリーや単身のお客さん多かったので有名なのですかね?
最寄りは相模線香川駅徒歩10分程度
浄見寺
江戸中期に南町奉行所などで活躍した大岡越前守忠相一族の菩提寺
江戸初期、現在の茅ヶ崎市北部や寒川町南部を治めた大岡氏2代当主大岡忠政が父忠勝の菩提を弔うために創建したといい、以後大岡氏の菩提寺として機能していました。
この大岡氏出身の忠相は、徳川吉宗治世で南町奉行や寺社奉行といった町奉行で功を重ね、江戸時代を通して町奉行出身者で唯一大名として取り立てられた人物でもあります。
その忠相が藩主だった三河西大平藩の歴代藩主の墓所もこの寺院にあります。
本堂
枯山水庭園
大岡家一族墓所
初代忠勝から昭和初期の華族の13代忠綱までの約60基の墓が立ち並ぶ
柵外から見ることが出来ます。
旧和田家住宅
安政2年(1855)に建てられた現在の茅ヶ崎市萩園に住んでいた村役人の住宅
昭和末期に1度解体し、同地に移築復元して現在は民俗資料館として利用されています。
村役人の大型民家なので良質な材料で建てられました
勘重郎堀発端の地
江戸後期の香川村名主三橋勘重郎が灌漑用水を香川村にひいた発端の地
現在当時の堀は暗渠化して見えません。
茅ヶ崎博物館
旧三橋家住宅
勘重郎堀を掘削した三橋勘重郎一族の住宅
こちらは和田家住宅より古い江戸後期の文政11年(1828)に建てられました。
元は茅ヶ崎市香川にあった住宅を昭和後期に浄見寺内に移築されました。
帰りに境内にあることを知ってすぐ撮影。
建物は境内の庭園から近づけますが内部は見学出来ないそうです。
茅ヶ崎市、何も無いと思ったけどそこそこ史跡あるねの顔になりました。