どうも、先日の土曜日は綾瀬市にドライブがてら史跡巡りしてきました。
綾瀬市は県内の自治体(市)で唯一鉄道が通ってないことで有名。東名のICも数年前に開通したばかりで、いつもマイカー無いと住めないだろってまで思ってます。
そんなイメージのある街ですが、実は城跡や古代の遺跡が豊富。とても良い。
早川城跡
城一帯は縄文時代の集落があったと調査で判明しています。戦国時代は後北条氏支配下に置かれ、現在の城郭が形成されたと言われています。
小田原征伐後、城には徳川家康配下の石川重久が入城し陣屋として機能していました。
城山公園としてファミリーの遊び場やピクニック向けに整備
二の郭は現在駐車場一帯と化している。
土橋跡と堅堀・土塁
主郭跡方面
大空堀
帯郭跡付近
主郭跡
物見塚・東郷氏祖先発祥地碑
宝永大噴火(18世紀初頭)以前から存在している塚
塚のそばには渋谷氏の一族である東郷氏発祥を記念した石碑があります。日露戦争の連合艦隊司令長官・東郷平八郎はこの東郷氏の子孫です。
南西側土塁・堅堀跡
腰郭跡
北東側土塁・堅堀跡
根恩馬公園・浪乗不動
幕末に建てられた石仏
神崎遺跡
弥生時代の環濠集落跡
近現代の開発から逃れ、県内でも保存状態が良好な遺跡。当時、東海三河地域から関東相模地域に人々が移住してきた証として重要な一面を持つ。
発掘調査は完全には行っていないようで、今後新しい発見があるとのことで良いね。
復元された住居
出土した土器たち
当時の集落再現
近現代の綾瀬市内で撮影された写真が載ってて古写真好き僕笑顔
蟹ヶ谷公園・吉岡遺跡群
古代の遺跡から近代の防空壕跡まであった遺跡一帯の総称
近くを流れる目久尻川周辺には、開発で遺構が消滅した遺跡たちも多数ありますが、当時の人々の生活が分かる出土品は現存していて学術的にも貴重とのこと。
遺跡の大半は浄水場となっている