四国滞在初日は高松市内観光と車で香川→徳島→高知徳島県境→香川の多移動でした。
前回の続きです↓
四国2日目の移動
丸亀駅→松山駅→松山城→道後温泉→湯築城(今回はここまで)→大洲城→宇和島城→窪川駅→中村駅
【目次】
この日から3日間は電車移動。
今回使ったのは『帰ってきた四国満喫きっぷ』
通年販売の四国フリーきっぷは18000円もしますが、たまたま旅行スケジュールがきっぷ販売期間と有効期限前だったのでお得に購入。
JR四国の乗り放題切符は、他に25歳以下限定の四国フリーきっぷ9980円(今年度の夏季分から12000円に値上げ)や利用開始日が誕生月だと12000円で買えるバースデイきっぷがあります。次の四国行っても愛媛と徳島に用があるぐらいだからこれらの切符買う気がそこまでないのが難点。
丸亀駅
朝6時の丸亀駅前、これでも平日
予讃線 特急いしづち8600系電車
丸亀駅から松山駅まで2時間弱の走行、鈍行だと4時間はかかる。無理
観音寺駅通過
有明浜の銭形砂絵やアニメ『結城友奈は勇者である』の聖地として有名な観音寺駅の主要駅
オタクだけどゆゆゆ未履修らしい。
伊予西条駅通過
最初の旅程ではここで降りて駅から離れた場所にある西条陣屋跡(初めは一柳氏、後に紀伊和歌山藩徳川家の御連枝、西条松平家が治めた)を見に行くつもりだったけど、初めての四国でここは逆張りがすぎると思ったので変えた。
松山駅
徳島駅より利用客が少ない駅
松山城
加藤嘉明、蒲生忠知、松平定行(以後久松松平家が治める)が藩主を務めた伊予松山藩の居城
和歌山城と姫路城と合わせて日本三大連立式平山城と称され現存12天守の1つ。明治初期の廃城令後も本丸の建物は残されるも松山空襲や戦後の放火事件で半数近く焼失、現在は21棟が重要文化財指定されています。
堀之内三の丸跡
水堀や土塁が現存、かつては野球場として利用されるも今はのどかな公園
橋は後年架けられたもの
城内側から見る土塁
馬場跡
三の丸は主に藩士の弓馬稽古の場として扱われ、厩や御馬見所が設けられていました。
松山城のある城山
野球場跡
ホームは当時の名残か
土手の枡形跡
三の丸門跡
門横にあった水堀跡
反対側は水堀が現存
古町口登城道
松山城本丸にはここ含めて4つの登城口とロープウェイリフトが存在
今回文明の利器には頼らなかったので暑い中山登り開始。
本丸乾櫓
本丸石垣
乾櫓と野原櫓
艮門・艮門東続櫓
工事中で見れなかったのと通行止め食らった
本丸東側石垣
この道を進むとロープウェイリフト乗り場に行っちゃうので乾櫓まで戻る。
乾一ノ門跡
屏風折れの石垣
乾櫓・乾門西塀
乾門・乾門東続櫓
北隅櫓・南隅櫓
乾櫓と野原櫓案内板
乾門裏側
乾櫓
野原櫓
国内で唯一現存する望楼型二重櫓
本丸東側石垣
本丸
小天守・天守・筋鉄門東塀・一の門南櫓
このアングル好き
紫竹門裏側
紫竹門西塀と石垣
小天守・多聞櫓・南隅櫓
登城券を買っていざ入城
紫竹門東塀
一の門
一の門南櫓出入口
二の門
本丸本壇配置図
こう見ると西側はほぼ再建エリア
天守を東側から
三の門・三の門東塀
三の門南櫓
筋鉄門
天守・内門
玄関
玄関・玄関多聞櫓・北隅櫓
穴蔵
江戸期は貯蔵庫として活用、現在は天守出入口として使用
火縄銃と太刀触ってみた
天守広場を見下ろす
横から天守
本丸を眺める
三の丸跡遠望
建物内
仕切門
天神櫓
本丸から天守群
馬具櫓
西側本丸石垣
太鼓櫓
太鼓門
本丸井戸
巽櫓
太鼓門正面
隠門続櫓・隠門・筒井門東続櫓・筒井門
筒井門・筒井門西続櫓
隠門裏側
隠門正面
筒井門正面
戸無門裏側
黒門口登城道
かつてはこの石垣上に塀があった
高石垣とロープウェイリフト乗り場方面
大手門跡
松山城は大手門から二の丸まで続く登り石垣があります(よく観光案内とかで松山城三の丸跡あたりから二の丸と城山を撮影してる構図の写真がある)。
この登り石垣は豊臣政権の朝鮮出兵時、今の韓国に築城された倭城に見られるスタイルで国内の城郭で同様のものが残っているのはここと彦根城のみ。
特に松山城は古町口登城口沿いにも同じ登り石垣がありましたが、こちらは江戸時代年間にはほとんど撤去され一部分しか現存してないそう。
左の石垣が登り石垣の一部
登り石垣
中門跡
二の丸
二の丸御殿跡は庭園として開放されていますが今回はパス
四脚御門
奥は米倉
槻門跡
栂門跡
黒門跡
多聞櫓
愛媛県庁
県庁前駅から道後温泉へ
道後温泉駅
現在の駅舎は明治中頃開業の初代駅舎を昭和末期に新築で建て直されたもの
建て直し時には老朽化した初代駅舎の一部建材がそのまま再利用されています。
レトロな駅舎
坊ちゃん列車
観光シーズンは運行しているそう
観光案内所には温泉むすめのパネルやグッズが展示
道後温泉本館
日本三古湯の1つ道後温泉、その中で最も有名な温泉浴場がこの明治中頃と大正末期に建築された道後温泉本館
訪問した時は本館の大半が修復工事中で又新殿・霊の湯棟のみ外観が見ることが出来霊の湯の入浴が出来ます。
国内唯一の皇族専用浴場
デザイナーのアートで覆われています。
かどや道後駅前店
愛媛名物の鯛めしと伊予みかんハイボール
Starbucks道後温泉駅舎店
行脚を兼ねて訪問
湯築城
伊予国守護河野氏が築き、戦国時代に豊臣秀吉の四国征伐で河野氏が滅亡後は小早川隆景と福島正則が入城した城
当時の堀や土塁が現存します。
外堀
内堀
石造湯釜
奈良時代に造られた物らしい
二の丸跡
本壇跡
本壇から松山城遠望
外堀土塁沿いの道は地元の陸上部っぽい子達がずっと周回してた。平坦だし環境が良くて羨ましい。
遮蔽土塁
外堀内堀間で1番狭い場所
土坑
外堀土塁内部
地層のオタクは喜びそう
復元された庭園池
上級武士居住区
復元武家屋敷
内部は当時の生活を再現
湯築城資料館
出発ギリギリまでガイドさんの話聞いてた
神奈川から来たこと伝えたら「藤沢ってとこにある時宗総本山遊行寺と関わりのあった一遍、彼はこの河野氏出身なんですよ」って聞いてそんな繋がりあったんだの顔。遊行寺は後醍醐天皇肖像画と遊行寺坂がしんどいぐらいしか知識がなかったので。
搦手門跡
道後公園駅
続き↓