どうも、先日所用で厚木市の本厚木駅周辺に行ってました。少しだけの滞在だったのでそんな多くは散策出来ませんでしたが割と駅周辺史跡あるんだの感想。
厚木は小田原までの経由地、荻野山中藩、深夜も開いてるゲーセン『レジャーランド厚木店』しかイメージなかったのですが見直しました(オタク目線)。
渡辺崋山滞留の地
天保2年(1831)に蘭学者・画家であった渡辺崋山が旅籠・萬年屋に滞留したと伝わる地の碑
碑のある大山街道(現在の国道246)は伊勢原の大山詣参道として栄えていて、渡辺崋山が江戸から今の綾瀬市に向かったついでに大山詣で栄えていた厚木に立ち寄り旅籠に2日泊まったといいます。
道の反対から
崋山は厚木滞在後、北に5分ほど進んだとこにある厚木村船渡場で相模川を渡って江戸に戻ったといいます。船渡場跡にも石碑があるようですが時間の関係で今回はスルー。
厚木神社
創建当初は現在より西側にあったとされ、水害から逃れるため平安後期に現在の場所に移転したといいます。
現在の社殿等は全て昭和初期以降に再建されたもの。往年の建築物は関東大震災で被災してしまっています。
下野烏山藩厚木役所跡
享保13年(1729)に下野烏山藩主・大久保常春が相模厚木町を中心に、前年に老中昇進の功で相模国内にいくつか加増された土地を管轄した役所の跡地
幕末に火災に遭ってからはすぐ明治を迎え、その後は厚木小学校の前身、成思館や愛甲郡役所、厚木町役場、昭和後期までは厚木市役所などが置かれました。
厚木神社北側にあるマンションの敷地一帯が当時の役所跡
もう11月下旬なのに毎月ノルマの小田原と埼玉県の城跡訪問出来てないからせめて小田原は行きたい、いや行く、行きます。
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